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ロマンチックタクシー、「救急車」に変身 中国

世界のタクシー
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【3月11日 CGTN Japanese】中国東部の山東省(Shandong)済南市(Jinan)でこのほど、一人の子どもが急病で、突然意識を失ってしまいました。


写真は香港のタクシー

【3月11日 CGTN Japanese】中国東部の山東省(Shandong)済南市(Jinan)でこのほど、一人の子どもが急病で、突然意識を失ってしまいました。途方に暮れた母親はタクシー運転手に助けを求めました。運転手は直ちに親子を車に乗せ、交通管理部門に状況を報告すると共に、子どもを一刻も早く病院に送り届けるため、途中、続けて8カ所の赤信号を突っ切りました。

引用元:AFP通信

ロマンチックタクシー、「救急車」に変身 中国 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News


みなさんは中国のタクシーに乗ったことがありますか?

私はコロナ前、結構中国にハマっていてLCCで毎月のように上海に遊びに行っていた時期があります。

そこでお世話になるのが「出租车」もしくは「的士」、そうタクシーですね。中国では呼び方が二つあって、上海では「出租车」の方がよく使っているようです。私は基本的にバスや地下鉄で移動していたのですが、何度か空港などに行くときにタクシーを使ったりしてました。ホントはもっとタクシーたくさん使いたかったのですが、初めのころに乗ったタクシーが、それはそれは怖い運転でしたのでちょっと避けるようになってしまいました。

電話&メール(中国では音声メッセージでやり取りするのが結構多いようです)をしながら運転するのは当たり前、車線変更は自由過ぎ、ウインカーを出すのは気分次第、他のタクシーを見るとなぜかバトルを始める、コーナーでは普通車ではありえないGを感じる、空港ではバリケードがある入ってはいけないゾーンに何故か突入して降ろしてくれる、などなど、中国の悠久の歴史を走馬灯のように感じてしまうようなエンターテイメントドライビンをかましてくれた記憶があります。

降りた後はこんな表情になりました

そんな中国のタクシーですが、有名な「ロマンチックタクシー」が急病人を救ったというニュースがでてました。ただ、いくら報告しているとはいえ、赤信号を八か所も突っ切って病院に連れて行ったというニュースが美談として流れるところが、非常に中国らしいなと感じました。

ちなみにロマンチックタクシーとはなんぞ?と思いましたので調べてみました。するとchina dailyに紹介されているのを見つけることができました!ホントはここに画像を張り付けて紹介したいのですが、勝手に貼るのはちょっとまずいかなと思うので、AIに再現してもらいました。

それがこれ、じゃん!

うーん、なんだか不気味な絵になってしまいました。とりあえずこの天井に貼られた付箋が、それはもう大量に、この画像の100倍くらいびっしりとある、というのを想像してもらえばいいと思います。

どんなのかを見たい方はコチラから

“浪漫出租车”变移动的“心灵治愈室” - 中国日报网 (chinadaily.com.cn)

何も知らずに乗ったら思わず「うぉぉぉ!?」と叫んでしまいそうな車内なんです。

この付箋は、このタクシーに乗る人と共有できるような様々な夢や願いを書き記したもので、最初は乗務員さん自身が自分のために付箋に願いを書いて貼っていったそうです。中国語訳がイマイチわからなくて確認できてないですが、どうもその自分を励ますような言葉や願いを乗客と共有するようになり、自分自身も乗る人も癒されるタクシーになったらしいです。

この写真を見たとき「こんなに付箋があったらとんでもない横Gかましてすべての願いが吹っ飛んでしまわないのか」という心配をしてしまいましたが、きっとこの乗務員さんは心も運転もやさしい人なのでしょう。そのような事はないようです。

どんな形にせよ、タクシーが人を癒すというのはとても夢があっていいですよね。


今回は中国のほっこり(?)するタクシーを紹介しました。

ただこの事例、日本だったら信号を無視した時点で「それはそれ、これはこれ」になり、間違いなく乗務員は逮捕されているでしょう。実際に乗客が何かあった時の対応というのはとても難しい問題です。せっかくなのでタクシーにも場合によっては緊急車両になれるような方策ができたらいいのになと思いました。

例えば緊急通報用の無線チャンネルと警察が連携して、さらに救急の指示のもと指定の病院に連れていく、という形ができれば可能な気がします。その乗客が本当に急病なのかは後から検証できるように車内カメラと病院の診断で判断し、運賃は社会保険から出るので乗務員さんの負担はなし、というような形で、最後にその後すぐに仕事に戻れるような形になれば可能ではないかなと感じています。嫌がる乗務員さんも多いかもしれませんが、こういった事をしっかりできる形ができれば、乗務員さんに対する世間の印象がもっともっとよくなって行くのではないかなと思います。

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