タクシー運転手の食事のポイント【コンビニ編】
ここからは、コンビニでの食事の選び方についてお話します。選べる食品のジャンルが幅広く、好きなものを手軽に買えるのがコンビニの便利なところ。ただし、食事選びのバリエーションや1食あたりの値段を考えて購入するのは少し大変かもしれません。そこで今回は、1食800円程度の食事の組み合わせを考えてみました。ぜひ参考にしてみてください。
「主食+主菜+副菜」を組み合わせてみよう!
まず、コンビニで健康を気にしながら食事を選ぶときは、「主食(ごはん、パン、麺類)+主菜(肉、魚、卵など)+副菜(野菜など)」をそろえるようにするのがよいです。あくまで一例なので、慣れてきたら似ている食材で自分だけの献立を作ることもできますよ。
まずは、パンを選んだときの組み合わせです。
例えば…
① サンドイッチ(300円)+ゆで卵(100円)+サラダ(300円)
② ホットドッグ(200円)+サラダチキン(250円)+ サラダ(300円)
③ ハンバーガー(300円)+野菜入りのカップスープ or みそ汁(200円)など
サンドイッチやホットドック、ハンバーガーには、ハムやソーセージ、ツナ、卵などが入っているものが多いです。炭水化物やタンパク質はとれるので、サラダや具入りの汁物を追加して、ビタミンやミネラルを補いましょう!
次に、おにぎりを選んだときの組み合わせです。
例えば…
①おにぎり(200円)+お肉や魚、卵、野菜の入ったおかず(500円)
②おにぎり(200円)+焼き鳥などのホットスナック(200円)+野菜のみそ汁 or 具だくさんスープ (150~300円)など
③肉や魚の入ったおにぎり(200円)+煮物 or おでん(400~500円)
おにぎりには鮭やツナマヨなど魚系の具から、昆布やかつお、梅干しまで種類がありますね。昆布やかつお、梅干しなどのシンプルなおにぎりには具だくさんのおかず、汁物を組み合わせてボリュームアップ!ジューシーなホットスナックは、日にちをあけながら上手に取り入れてみましょう。
最後に、お弁当やパスタなどを選んだとき、こんな組み合わせはいかがでしょうか?
例えば…
①中華丼などのお弁当(500~600円)+カップみそ汁(100円)
②パスタサラダ(400円)+サラダなど(200~300円)
③カルボナーラ(500円)+スティック野菜(300円)
④そば・うどん・ラーメン(600円)+サラダ or 野菜ジュース(200円程度)
がっつりボリュームのあるお弁当や洋風のパスタには、和風のおかずやさっぱり酸味の効いたサラダなどを合わせてみましょう。野菜ジュースは便利ですが、時間がないときや野菜を補うサポート役として補助的に取り入れるのがベターです。
このように「主食+主菜+副菜」を意識すると、食材の彩りや品数も充実します。また、貴重な休み時間に、一から食事の組み合わせを考えるのは難しいもの。そんなときは食材の色をそろえるように選ぶのもおすすめです。真っ赤なトマトのスパゲティと緑色のサラダ、茶色い唐揚げのお弁当と彩りのよい具だくさん汁など。最初は時間がかかってしまうかもしれませんが、いつも利用するコンビニの商品を見ているうちに、新たな発見があるかもしれませんよ。コンビニ食は組み合わせ次第で自分だけの献立が作れます。ぜひ毎日の食事選びの参考にしてみてくださいね。
外食やコンビニ食を味方にしよう!
今回はタクシー運転手におすすめの食事の選び方についてご紹介しました。外食やコンビニはうまく活用できると、食事に悩んだときの強い味方になりますよ。眠気防止や仕事のパフォーマンス向上にもつながる「乗務員飯」。毎日でなくても、たまにはメリハリをつけた食事で、ちょっとだけ健康にも気を配ってみてはいかがでしょうか?
【参考文献】
(※1)https://izumo.u-shimane.ac.jp/campus/healthcenter/blog_cms/2016/10/14.html
(※2)https://www.ncvc.go.jp/hospital/pub/knowledge/diet/low-salt/