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名古屋市の明和無線グループ 12月25日に配車室を完全廃止に

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名古屋市の明和無線グループ 配車室を完全廃止にクラウド型タクシー配車システム「ポケットタクシー2地方版を導入し、2ヶ月で配車代行サービス「タクリーチ」に完全移行


名古屋市の明和無線グループ(愛知県名古屋市、代表者:浅井敏夫、7社約300車両)は、昨年10月にクラウド型タクシー配車システムの「ポケットタクシー2地方版」を導入し、配車室と併用で大成交通有限会社:兵庫県神戸市、代表者:西井猛)が運営する配車代行サービスの「タクリーチ」の利用を始めた。その後、わずか約2ヶ月後の12月25日から配車業務を完全に代行委託し、配車室を廃止した。このことで大幅なコスト削減と効率化を実現した。

※以前はPC2台、ディスプレイ4台だったが、ノートブックPC1台。1分に4回の配車効率。こぼれる顧客は代行サービスがバックアップ。

  • ポケットタクシー2地方版の導入の背景

【1】システムの老朽化

長年多くの導入実績を持つタクシー配車システムを運用してきたが、システムの老朽化と専用機器にかかるメンテナンス費用の負担が大きかった。更に、システムの操作には長い研修期間を要し、配車係の補填に大きなコストと時間を要していた。


【2】市場の変化(タクシー事業の過渡期)

愛知県名古屋市は流し営業と待機配車の二つの市場が存在する。
繁華街では、走るタクシー、いわゆる流しタクシーを手を挙げて止めて乗っていく。つまり、来たタクシーに乗る、タクシーを選ばない客層の市場。
一方、住宅街では当然流すタクシーはなく、お気に入りのよく使うタクシー会社を選んで電話で呼び乗っていく。選ぶ客層の市場。
しかし、ここ最近、GO、DiDi、Uberなどの配車アプリが流しの市場から電話でタクシーを呼ぶ市場にまで浸透しつつある。この市場の変化に柔軟に対応をせざるを得ない状況に追い込まれる。電話を受けて配車する配車無線サービスの存在が問われる状況になりつつある。
【3】市場の変化への対応の必要性
明和無線グループとして、ソニー系の配車アプリ「S.RIDE」を採用していたが、内3社がGOもやることになり、その効果に対して無線配車を受ける意味合いが減ってきて、無線グループの存続が危ぶまれるほどになった。
しかし、設置電話や電話で配車依頼をかけてくる客はまだ多い。地域に根差した無線グループとしてこのような客を放置することはできない。存在意義が薄れてくる中で、大きな投資はできない。

よりハイパフォーマンスな配車システムの導入が必要になった。
【4】経営陣の先を見る目
この共同配車サービスが浸透して、アプリ配車客が更に増えてくれば、いや、その方向ではあるが、自社独自の配車システムの運用はなくなると読んだ経営陣の先を見る目。
当初、最近知名度の上がっている別の配車システムを検討していたが、ポケットタクシー2地方版はシステムの初期費用、月々の運用費用も半分以下で済むとのことが分かり、この仕組みを導入した。

また、車載端末はスマホであり、専用機ではない。ゆくゆくイドシェア用の端末として、ライドシェアドライバーの個人のスマホを利用できることも見越してか。

  • 【明和タクシー共同組合事務局長 犬飼高生様コメント】

 先ず、価格面の安さに驚きましたね。更に驚いたのは、システムの操作性の良さ。事務局長の私でもすぐ使え

 ると感じましたね。
それと、回線担当業者の知識レベルの高さ。全く知らなかった現状の電話回線の実態をことごとく知らさえることに。
また、配車代行のタクリーチの方々の能力の高さ。よく全く土地勘のないとこで、大きな問題もなく、スムーズに配車出来ている。配車室維持コストを考えると、いずれは配車室の無人化をと考えていたが、安心して任せれると認識できたので、二ヶ月で配車室を廃止して、全面委託に舵を切った。
お陰で、月100万円以上かかっていた配車室維持費が25万円くらいになりそうだ。きわめて大きな費用対効果。
更に、タクリーチが提供する分析機能を利用して、時間帯、曜日別の需要と供給のバランスを見て、成約率を上げ売上を増やすためのコンサルティングにも大きな期待をしている。
また、別の組合と連携、協業する形で大きなうねりを作りたい。最近、前出の配車アプリの中には、客から利用料を徴収するケースもあるが、ポケットタクシーはポケットタクシー顧客アプリからの配車依頼の場合、我々からも料金を取らないし、当然客からも取らない。このアプリを我々のエリアで浸透出来ればいいがと思う。

ポケットタクシー2地方版について

ポケットタクシーは元々12年前に、顧客アプリから乗務員アプリを直接呼んで配車依頼をかける、今で言うライドシェアのような仕組みだった。キーワードは「タクシーを選んで乗る」だった。サービス開始後、発案者自らタクシー乗務員になり、現場を経験し、大幅な改良を加え、当初付録として機能していた「動態管理」に顧客データ、CTI機能を搭載して、流しの市場ではなく、電話を受けて待機車両を配車するポケットタクシー2地方版へと進化した。

早い・安い・簡単の三拍子そろったポケットタクシー2地方版の

導入メリット
●「早い」スピーディーな顧客対応を促進するハイパフォーマンス
電話口の顧客を待たさない、逃がさないスピード感

一人で1時間に200回の配車要求を満たす。
●「安い」 価格破壊的な低料金
低コストで本格的な動態管理配車システムの提供
月300円/車両 +従量課金(1配車10円から)
●「簡単」 マニュアル要らずの簡単さ操作性
配車に必要な機能は15分で習得可能(実績より)
●顧客アプリ対応で配車センターの負担軽減 
配車係を通さない乗務員直接の配車依頼で、配車係の負担軽減
●モール化機能で在宅オペレーション・テレワーク対応
配車センター統合、配車代行、在宅勤務可能で働き方改革を支援

★★★ポケットタクシーの導入に向き不向きの会社がある★★★
我々は、全てのタクシー会社の要望を聞取り、システムに反映している訳ではありません。
発案者自らハンドルを握ることで、如何に多くのお客を乗せれるか、如何に売上を増やすかを考えて発案・開発しており、我々の思考に合わせてもらう必要があります。古い慣習にはとらわれません。
そのため、ポケットタクシー2地方版は、向いているタクシー営業スタンスと向いていないタクシー営業スタンスがある。


△向いていないタクシー営業スタンスは、

電話口の客の要望を丁寧に聞いて、時間がかかっても対応することをポリシーとする会社。
不合理な配車ルールを旨とする労働組合に迎合する経営スタイルの会社。
▲向いているタクシー営業スタンスは、
より早い電話口対応で、より多くの配車処理対応することをポリシーとする会社。
乗務員の機会均等ではなく、やる気のある乗務員にそのやる気に応えることを良しとする会社。

【サービス料金】
<ポケットタクシー2地方版>
システム初期費用 :6万円 (乗務員、配車係、顧客情報などの登録設定作業) 条件により無料
システム月額使用料 :配車センター用動態管理 1ライセンス 9,800円/月
乗務員アプリ地図ナビ 1車両 300円/月
従量課金制成約料(配車処理) 1回 8円~
例)1.車両数20台、月配車回数 3,000回  約3万円
2.車両数20台、月配車回数 4,500回  約3.7万円

3.車両数40台、月配車回数 6,000回  約4.3万円
4.車両数40台、月配車回数 9,000回  約5.5万円

<タクリーチ>詳しくは、https://www.takureach.jp
初期費用、固定費不要、成約ベースで1配車成約で@100円
配車係の欠員・突然の欠勤の心配不要。 曜日、時間帯ごとに依頼可能
例)日曜日6:30~0:00 50回の配車 月4回で200回
平日17:00~01:00 40回の配車 月18日で720回
合計920回であれば、月約9万円で配車代行サービスに依頼可能

【サービスに関するお問い合わせ】
株式会社ポケットタクシー協会

TEL:080-3598-7763

MAIL:info@pockettaxi.jp

明和無線グループについて
安心・親切・快適のサービスを明和グループ(7社約300台のタクシー)は追求
創業以来40年の歴史を持つ明和グループのタクシー事業は、都市化が進む中で重要になりつつある都市交通網の発展を支えてきました。そして現在では、約300台のタクシーが、皆様の「足」としてご利用いただいています。

未来に向けてあらゆる課題を持つ都市交通。 その一端を担う明和グループは、自らの果たす役割を常に模索し、よりハイレベルな「安全」と「サービス」の提供に努めます。
【概要】
学校名:明和無線グループ(明和タクシー協同組合)
所在地: 愛知県名古屋市中川区
HP:http://www.meiwa-group.com/index.html

大成交通について
創業60年を超える老舗タクシー会社。10数年前に経営権を譲り受けた新しい経営陣が試行錯誤の末、業容拡大と
筋肉質の経営を実現。そのノウハウの一部が全国タクシー会社の配車代行業へと発展。北は秋田県から南は福岡県までのタクシー会社の配車を代行するまでに成長している。

【法人概要】
法人名:大成交通有限会社
所在地:兵庫県神戸市中央区
代表者:西井猛
HP:https://www.taisei-taxi.co.jp

株式会社ポケットタクシー協会について
ポケットタクシーの名前の由来は、ドラえもんの世次元ポケットです。

いい乗務員が運転するタクシーを「選んで乗るという発想」から、約12に当時は見向きもされなかった、顧客アプリから直接乗務員アプリを呼ぶという方式で開発。今でいう「ライドシェア」
顧客目線の乗務員が増えて欲しいと願って開発。4月から始まるライドシェアで、質のいいライドシェアドライバーが増え、タクシー乗務員の質の向上に貢献出来ればと願っています。
【会社概要】

社名:株式会社ポケットタクシー協会
本社所在地:千葉県船橋市海神
代表取締役:金子一彦
HP:https://poke-taku.com/
HP:https://www.pockettaxi.jp/

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